はじめまして、バリスタFIRE4年目の山野です。この記事では「FIREを実現した人がどんな後悔を抱えているか」をテーマにお届けします。FIREの先輩として、自由なライフスタイルに憧れながらも一歩踏み出せずにいる方にこそ届けたい内容です。
FIREという言葉には「解放」や「自由」というポジティブな響きがあります。ですが、実際にFIREを目指して歩んだ道のりには、決して見過ごせない「落とし穴」もありました。
そこで今回は、僕自身がFIREを達成するまでの中で「これは失敗だった」と感じたリアルなエピソードと、そこから得た教訓を5つに絞ってご紹介します。
FIREを目指していたころ、SNSやYouTubeで「年利20%」「毎月10万円の配当」など、魅力的な情報が目に入りました。「早くFIREしたい」という焦りから、つい根拠の薄い金融商品に手を出してしまったんです。
最終的に損失は小さく抑えられましたが、時間もお金も無駄に。FIREは長期戦。リターンを焦った時点で負けです。
SNSで「月10万円の配当」とか「年利20%」って見かけますけど…正直ちょっと惹かれるんですよね。
ふぉっふぉっふぉ、それはワシも若い頃やらかしたぞ。知り合いの勧めで怪しい壺を買っての、「持ってるだけで金運アップ」とか言われてな…気づけば財布も心もスッカラカンじゃった。
✅教訓:うまい話には裏がある。着実な積立こそ王道。
投資ばかりに意識が向いていて、「収入を増やすこと」や「資産を増やすこと」ばかりに集中していました。でも実は、支出の最適化こそが、FIREを加速させる最大の武器なんです。
格安SIM、家賃の見直し、サブスクの整理——これらを最初からやっていれば、もっと早く目標に近づけたと思います。
つい無駄遣いしちゃうんですよね…。コンビニとか、つまみ買ったりとか。
ワシも昔は旅の途中で酒とつまみに金を使いすぎてな、帰り道の峠越えで食いもんが尽きた。あの腹ぺこの一晩が、ワシの節制の始まりじゃった。
✅教訓:「ちょっとくらい」が積もると山になる。使い方に意識を持つべし。
当時は「二段階認証?面倒だな」と思っていました。でも、実際に証券口座で不審なログインがあったとき、心底冷や汗をかきました。
資産を守るために最優先すべきは“守り”。今では、証券会社ごとのセキュリティ設定を徹底しています。
セキュリティとか、なんだか面倒で後回しになっちゃってて…。
ワシも昔、大事な帳面(へそくり帳)を丸見えの場所に隠しておってな。山の猿に盗まれたときは、己の油断を呪ったわい。現代では猿の代わりに“悪い奴ら”がネットの中におるぞ。
✅教訓:財を築く前に、守る仕組みをつくるべし。
周囲に同じような目標を持つ人が少なく、「なんでそんなに節約してるの?」とからかわれることもありました。孤独は意外にも強敵です。
そんなとき支えになったのが、SNSやコミュニティでのつながり。同じ方向を向いている仲間がいると、継続がずっと楽になります。
FIREのこと、あまり人に言えなくて…。なんか浮いちゃいそうで。
ワシも山にこもったばかりの頃は、誰とも話せず寂しかったのう…。でもある日、同じように生き方を探してる旅人と出会っての、語り合うことで心が軽くなったわい。今はネットで繋がれる、よい時代じゃぞ。
✅教訓:ひとりで抱え込まず、語り合える場を持とう。
資産が数万円増えただけで浮かれたり、ちょっと減っただけで落ち込んだり。感情のブレが大きいと、継続が苦しくなります。
「短期で成果を求めない」と決めてからは、心も安定し、投資を“習慣”として続けられるようになりました。
資産の変動、気にしすぎちゃうんですよね…。増えたら嬉しいし、減るとすごく不安になって…。
ワシも昔は米の収穫量で一喜一憂しての。風が吹いたら落ち込んで、日照りが続いたら不安になっておった。だが、長い目で見れば、自然も資産も揺らぎながら育つものじゃ。
✅教訓:感情に流されず、泰然と構えるべし。
これまで紹介した5つの後悔は、どれもFIREを目指す人なら誰でも陥る可能性があるものです。でも大事なのは、「そこでやめないこと」。
FIREは一部の限られた人だけが手にする夢ではなく、「守り」と「継続」を意識すれば、たかしさんのような普通の会社員でも実現可能な道です。
もし今、何から始めればいいかわからなくても大丈夫。まずは支出の見直しやiDeCo・NISAから始めて、自分のペースで「続けること」を意識してみてください。
そして、迷ったときはFIerlyの専属FPに相談することもできます。独りで悩まず、経験者の知恵を借りながら一歩ずつ進んでいきましょう。
🔒資産を守る第一歩として、証券口座のセキュリティ強化もお忘れなく。
あなたのFIREが、後悔の少ない旅になりますように。
仙人でも昔は、いろいろやらかしてたんですね…なんだか、ちょっと安心しました。
ふぉっふぉっふぉ、人は誰しも迷いながら進むもんじゃ。失敗せんと学べぬこともある。たかしさん、後悔を恐れず、一歩ずつ進むがよい。